【基礎生物学II】
(Biology Ⅱ)
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[化学科
2群 必修 科目(配当年次:
第1学年 )
] |
単 位:2単位 | 単位認定者: 木村透 片桐晃子 |
授業期間: 後期 15コマ | 科目分担者: |
授業形態: 講義 週1コマ |
授業の目的 |
生物への興味と生命現象の諸知識を理解する。 |
教育内容 |
分子発生学および免疫学についてわかりやすく解説する。 |
教育方法 |
プロジェクターを利用して講義する。講義内容の印刷物を毎回配付する。 |
講義内容(シラバス) |
回 | 項 目 | 担当者 | 授業内容 |
1回 |
発生学の基礎 |
木村 |
イントロダクション |
2回 |
発生学とその医療への応用 |
木村 |
初期化と再生医療について学ぶ。 |
3回 |
幹細胞と発生(1) |
木村 |
幹細胞システムについて学ぶ。 |
4回 |
幹細胞と発生(2) |
木村 |
幹細胞からの分化について学ぶ。 |
5回 |
動物のかたちづくり(1) |
木村 |
シュペーマンのオーガナイザーについて学ぶ。 |
6回 |
動物のかたちづくり(2) |
木村 |
ショウジョウバエのボディプランについて学ぶ。 |
7回 |
次世代をつくる精子と卵 |
木村 |
生殖細胞の発生と初期化について学ぶ。 |
8回 |
遺伝子と癌 |
片桐 |
遺伝子の本体はDNAでそのの配列に変化が生じると癌になることを学ぶ。 |
9回 |
免疫システム |
片桐 |
免疫細胞とは何か、体のどこに存在するのか、病原体をどのように撃退すのかなど基本的な免疫現象を学ぶ。 |
10回 |
細胞死 |
片桐 |
細胞死は、多細胞生物体である生命体にとって、分化・増殖と同様に基本的な機能であることを学ぶ。 |
11回 |
シグナル伝達 |
片桐 |
外界からの情報を細胞はどのように受容するのか、基本的な概念を学ぶ。 |
12回 |
シグナル伝達分子 |
片桐 |
主な細胞内でのシグナル伝達を担う主な分子群について学ぶ。 |
13回 |
発癌の機構 |
片桐 |
癌を起こす遺伝子、癌を抑制する遺伝子と、その発癌への関与を学ぶ。 |
14回 |
アレルギー |
片桐 |
花粉症や気管支ぜんそくなどの原因である即時型アレルギーの発症機構や近年増加した理由を学ぶ。 |
15回 |
まとめ |
片桐・木村 |
全体の確認と復習 |
到達目標 |
生命現象について論理的に考察し説明ができる。 |
評価基準 |
定期試験により評価する。 |
準備学習 (予習・復習) |
配付するプリントに、さらに自宅で学習するべき文献や教科書などを記載する。 |
(書 名) | (著者名) | (出版社名) | (定価) | |
教科書 | 生物学 | 石川統 編 | 東京化学同人 | 2,520円 |
参考書 | (なし) |