【機器分析実践演習】
(Practical Training for Scientific Research)
[化学科 3群 必修 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
 
単  位:2単位 単位認定者: 丑田公規
授業期間: 後期  15コマ 科目分担者: 石川春樹 弓削秀隆 松沢英世 石田斉 土屋敬広 梶山和政 寺林隆志 南英之 長谷川真士 犬井洋 吉田純
授業形態: 演習  集中
 
授業の目的

卒業研究におけるまとめ、あるいは企業の研究室、品質管理などの現場で行われる機器分析を想定してとりあげ、実践的な研究の流れを実際に経験し、定型の報告書を執筆し、卒業研究、就職活動などへむけての準備とする。また、本格的な研究に備え、初回に研究倫理についての講義、最終的に卒業研究の紹介をおこなう。最終的には就職活動時のエントリーシートなどにも役立つと考えている。

教育内容

各グループ別に5つのテーマを巡回して実験をおこない、毎回各自結果の解析を進め、フォーマットの決まった報告書(レポート)を作成して1週間以内に提出する。なおレポートについてはフィーマット内に納めることを求めるので、ワープロを用いるのが望ましい。12,13回目に5つのテーマのうち1つを配当してグループ別にパワーポイントを用いた発表をおこなう。(全員が発表する)

教育方法

1回目のオリエンテーションでは研究倫理についての講義を含める。2回目から11回目までは7-8名のグループに別れ、数テーマを選択して機器分析に関する実習を行い、それらに関連する実践的なデータ解析、まとめ、レポートによる報告を行う。各グループに一つのテーマを配当し、12,13回目にグループ別のプレゼン発表会をおこなう。それらの経験をもとに4年次の卒業研究(ゼミ)選択を行う準備を整える。14,15回目は卒業研究のオリエンテーションを行う。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

機器分析実践演習について

担当教員

機器分析を実践するための方法論を講義する。研究倫理についての講義(1回目)。

2回 〜3回

機器分析実験による実践演習(1)

担当教員

X線結晶回折により錯体の構造評価を行い、解析、まとめ、レポートによる報告を行う。

4回 〜5回

機器分析実験による実践演習(2)

担当教員

ESR測定によりイオンラジカル分子などのスピンの評価を行い、解析、まとめ、レポートによる報告を行う。

6回 〜7回

機器分析実験による実践演習(3)

担当教員

ATR-IR測定により市販の繊維や繊維製品などの鑑定を行い、解析、まとめ、レポートによる報告を行う。

8回 〜9回

機器分析実験による実践演習(4)

担当教員

NMR測定により分子の反応の評価を行い、解析、まとめ、レポートによる報告を行う。

10回 〜11回

機器分析実験による実践演習(5)

担当教員

高分解能質量分析器を用いて生体分子などの分子構造評価を行い、解析、まとめ、レポートによる報告を行う。

12回 〜13回

グループ別発表会

担当教員

実習したテーマについてグループ発表をおこなう発表会を全員参加で行う。

14回 〜15回

卒業研究オリエンテーション

担当教員

グループ別発表をもとに各研究室の内容を聴講し卒業研究への準備を行う。研究倫理についての講義(2回目)。

 
到達目標

機器分析実験に際して、手際よくデータをまとめ、書類提出と口頭発表により、学習結果を報告として適正に表現することができるようになること。研究倫理について正しい知識と行動規範を身につけること。

評価基準

実習(出席)、レポート、グループ別の研究発表(プレゼン)、プレゼン時の質問内容等により総合的に評価する。

準備学習
(予習・復習)

実験マニュアルを開始までに予習して準備し、実験後は直ちにレポートをまとめて翌週までに提出する。グループ別発表会の前は発表の練習しておく。

その他

実習テーマは、各研究室に別れて、各研究室所蔵の機器などを用いておこなう。
実習は7週間のうち5週間行うが日程は各グループごとに異なる。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 (なし)
参考書 (なし)