【分子発生学実験Ⅰ】
(Experiments in Developmental Biology Ⅰ (Laboratory) )
[生物科学科 3群 必修 科目(配当年次: 第2学年 ) ]
 
単  位:1単位 単位認定者: 木村透
授業期間: 前期  30コマ 科目分担者: 関田洋一 渡邉大介 内山孝司
授業形態: 実習 
 
授業の目的

マウスとニワトリの成体と発生過程の胚の観察、ES細胞の細胞培養を通じて、基礎的な研究手技を修得し、発生現象を理解する能力を身につける。

教育内容

成体マウス、および、マウスとニワトリの胚発生過程、ES細胞の分化過程を観察しながら、発生学の基本的な実験手法を教示する。

教育方法

6名程度で班を作り、各班で協力して実習を行う。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回 〜2回

成体マウスの解剖と観察

木村、関田、渡邉、内山

動物実験の基本的な考え方を学習する。成体マウスの各臓器や組織を観察し、その構成と構造を理解する。

3回 〜4回

マウスとニワトリの胚発生の観察

木村、関田、渡邉、内山

成体マウスとマウス胚の比較、および、ニワトリ胚の観察を行うことで、発生過程のダイナミックな形態形成や幹細胞システムの発生を理解する。

5回 〜6回

染色体標本の観察

木村、関田、渡邉、内山

染色体標本を作製する。染色体の構造を理解し、統計処理の手法を学ぶ。

7回 〜8回

マウスとニワトリの組織標本の作製

木村、関田、渡邉、内山

マウスとニワトリの組織標本を作製する。標本の観察を行うことで、組織の幹細胞システムの構成と構造を理解する。

9回 〜10回

ES細胞の培養と分化誘導

木村、関田、渡邉、内山

マウスのES細胞を用いて、生体を用いない発生生物学の研究手法を学習する。

 
到達目標

成体の臓器や組織の構成と構造を理解する。次に、どのような発生過程を経て、成体の臓器や組織が形作られていくのかを、マウス、ニワトリ、ES細胞を用いて理解する。これらの点について、特に幹細胞システムの制御の観点から理解を深める。、基礎的な研究手技を自分で行えるようになる。

評価基準

各実習項目のレポートから総合的に評価する。実習への積極的な取り組みは加点対象とする。欠席は減点する。

準備学習
(予習・復習)

分子発生学Ⅰと連動した実習なので、講義と実習を相互に参照しながら予習や復習をする。あらかじめ配布した実習書を読み、実習に備えておく。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 ギルバート発生生物学 第4版 Scott Gilbert(監訳 阿形清和、高橋淑子) メディカル・サイエンス・インターナショナル 10,000円
参考書 ウォルパート発生生物学 第4版 Wolpert & Tickle(監訳 武田洋幸、田村宏治) メディカル・サイエンス・インターナショナル 9,500円