【発生工学】
(Developmental Biotechnology)
[生物科学科 3群 必修 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
 
単  位:2単位 単位認定者: 木村透
授業期間: 後期  15コマ 科目分担者:
授業形態: 講義  週1コマ
 
授業の目的

マウスの胚操作や体細胞の初期化といった発生工学の技術について理解する。これらの技術が基礎生物学や基礎医学の研究だけでなく、生殖医療や再生医療、創薬へと展開していることを理解する。

教育内容

発生工学分野における話題を、古典的な論文から最新の知見まで原著論文から学ぶことで、こういった技術が研究だけにとどまらず、社会的に大きな影響力をもつことを学ぶ。

教育方法

パワーポイントと教科書を用いた講義が中心。毎回プリントを配布。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

イントロダクション

木村

発生工学の基礎概念について学ぶ。

2回

幹細胞システム(1)

木村

幹細胞の概念、組織の幹細胞システムについて学ぶ。

3回

幹細胞システム(2)

木村

幹細胞の同定方法、幹細胞からの分化について学ぶ。

4回

幹細胞システム(3)

木村

幹細胞システムの破綻と病態、様々な多能性幹細胞について学ぶ。

5回

幹細胞システム(4)

木村

体細胞の初期化と再生医療について学ぶ。

6回

発生工学技術の基礎(1)

木村

トランスジェニックマウスについて学ぶ。

7回

発生工学技術の基礎(2)

木村

ウイルスベクターについて学ぶ。

8回

前半のまとめ

木村

前半の確認と復習

9回

発生工学技術の基礎(3)

木村

ノックアウトマウスについて学ぶ。

10回

発生工学技術の基礎(4)

木村

コンディショナルノックアウトマウス、ノックインマウスについて学ぶ。

11回

発生工学技術の基礎(5)

木村

細胞系譜の解析、コンディショナルな遺伝子発現について学ぶ。

12回

発生工学技術の基礎(6)

木村

ZFP、TALEN、CRISPRについて学ぶ。

13回

生殖サイクルの発生と分化(1)

木村

生殖系列への運命づけ、精子形成、卵形成について学ぶ。

14回

生殖サイクルの発生と分化(2)

木村

エピゲノム動態について学ぶ。

15回

まとめ

木村

全体の確認と復習

 
到達目標

発生現象や発生工学について、論理的に説明できる。それと同時に、倫理面を含めて、生命科学が社会に与える影響について考察し説明・討議できる。

評価基準

課題レポート、中間試験と定期試験により評価する。

準備学習
(予習・復習)

配布資料、教科書、配布資料に記載した参考論文を読み、予習・復習を行う。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 ギルバート発生生物学 Scott Gilbert(監訳 阿形清和、高橋淑子) メディカル・サイエンス・インターナショナル 10,000円
参考書 (なし)